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地域を想い、未来を描く

笹鳴りの街

​構想プロジェクト

 

丸森の名産品であるタケノコ。

その裏では竹が大量に放置され、

放置竹林となることで「竹害」の被害があります。

笹鳴りの街構想プロジェクトは、

今回放置竹林を整備し、 竹灯り会場として活用。

また、伐採した竹を製品化をすることで、

放置竹林を減らし、「竹害」を産業に変えていくことを

目標としたプロジェクトです

​竹害とは

現在の日本の竹林の殆どは、自生した竹林ではなく、人間の手によってつくられた竹林です。管理不足によって竹林が荒れて、雑草のごとく増殖してしまう現象を「竹害(ちくがい)」と呼びます。竹害が良くないと言われているのは、竹の繁殖力が非常に強く、広葉樹林をじわじわと浸食するからです。

山は本来、ブナやナラ、クヌギといった広葉樹が深く根を張ることで山全体を守り、また、良質なミネラルを含む水が蓄えられます。

竹は竹自身の中に水を蓄えます。

また、竹の根は50cmくらいの表層にしか地下茎を張らないため、山の保水力が低下します。それにより 土砂崩れなどのリスクが発生します。

 

さらに、竹がぐんぐん成長することで、太陽光が周囲の雑木に届かなくなり、

他の広葉樹を枯らしてしまいます。

こうして雑木林は、竹藪に変わってしまいます。

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​- 丸森竹灯り回廊は -  

竹を「問題」から「資源」に


丸森町を含む多くの地域で問題視されている竹林。 それは、管理が行き届かないことで環境や歴史に悪影響を考えて、私たちの手で活用されることで「新しい価値」を持つ素材は変わります。竹灯り回廊は、地域資源としての竹の可能性を引き出し、持続可能な未来への一歩を踏み出す取り組みです。

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